島のソウルフード「宮古そば」
宮古島のそばといえばやっぱり宮古そば。
え、「宮古そばって何?」「沖縄そばと何が違うの?」って?
わかりました、これさえ知っていればあなたも宮古そばマニアです!
宮古そば・沖縄そば・ソーキそば・八重山そばの違い
沖縄そばといえば縮れた麺をイメージしますが、宮古そばの特徴は、
細く縮れのない平麺でスープがあっさりしていること。
具は沖縄本島のそばと同じく、三枚肉とかまぼこです。
ただし、昔は麺の下に具が隠れているのが特徴で、
器の中に汁と麺だけ、その上に刻みネギが載っているという見た目になっていました。
理由としては、具の表面が乾かないようにするためとか、
かつて近所の目や年貢の取り立てに対抗しようと
「具も載せられないくらいに貧しい」という風に見せようとしたと言われています。
ただ、最近では沖縄本島のそばと同じように麺の上に置かれることも多いですが、
中には昔のままのスタイルで出しているお店もあります。
宮古の人は本当にそばが好き!
冗談でしょ!と思うかもしれませんが、
宮古の人は週に1度もそばを食べない日があるの?
というくらい当たり前にそばを食べます。
例えば、食堂の定食。
普通はお味噌汁かもしれませんが、
お椀サイズのそばが出てくるお店も少なくありません。
ご飯に誘われるときも「そば食べに行こう!」と
メニューを決め打ちで誘われます。
一週間も島を離れると「あぁ~そばが食べたい~!」という禁断症状が
本当に出てしまうのです。
あなたが宮古島に1週間いたら、
一体何食のそばに出会うでしょうか。